他人事に思われがちな自動車の盗難被害。実は車両の盗難で保険が適用された件数だけでも年間600件近くあり、カーナビなど高額なパーツや装備が盗難される件数はその何倍にも上ります。いつあなたの車が狙われるか分からない状況といっても過言ではないでしょう。
車両盗難事件で目立っているのが、ハイエースの盗難です。ハイエースは日本車の中でも特に海外の需要が大きく、盗難車両の流通経路が確立されやすいという特徴があります。一言でいうと「ハイエースは狙われやすい車種」ということです。他に狙われやすい車種としてプリウス、ランドクルーザーなどが挙げられますが、実際に盗難に遭った件数ではハイエースが群を抜いている状況です。
このような状況を改善するために、メーカーでは盗難を防止するためのイモビライザーを平成24年から標準的に取り付けていますが、盗難件数が激減したという報告はまだありません。注意したいのが、「新車は盗まれやすい」という消費者の思い込みです。実際は、車両保険を契約せずに利用する人も多い中古車や年式の古いタイプも狙われており、初度登録から1年未満の新車盗難が全体の1割に満たないのに対して、5年以上の自動車が全体の7割以上を占めています。

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