自動車はその性質上、野外に留め置かれる機会も多いことから、さまざまな犯罪のターゲットになりやすいということがいえます。わが国の損害保険会社各社が加盟している日本損害保険協会では、自動車の車両本体の盗難や、ガラスを割って自動車のなかにある金品を奪取するなどの車上荒らしの被害実態について、保険金の支払い請求件数などをもとに、毎年度調査を実施し、その結果を公表しています。この調査結果によると、自動車本体の盗難は、車種による特徴がみられ、いわゆる高級車が当然のように上位にランクインするのとあわせて、普通車であったとしても、ハイブリッドカーのように市場での人気が高い車種や、ワンボックスのワゴン車のように、汎用性の高い車種が狙われがちであるということがわかります。こうした現状を踏まえて、普通車であっても、イモビライザーやハンドルロックをつけたりするといった対策が望まれるところです。また、車上荒らしについては、以前はカーナビゲーションシステムを持ち去る被害が多くみられたところですが、現在では自動車のなかに置かれていたバックやかばん、その他自動車の外側のバンパーやタイヤホイールといった純正部品が狙われるようになっているという傾向があります。

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